「良い質問」をする技術

今日読んだ本についてご紹介

というよりは、読んで感じたことをつらつらと

 

「良い質問」をする技術

「良い質問」をする技術

 

 

タイトルの通り、いかにして「良い質問」をするかについて書かれた本。

ここで「良い質問」とは、気づきを与えてくれる答えたくなる質問とされています。

 

そもそも、質問とはどういうものか。

この本の中では、次の2文にその本質が集約されているように感じました。

「人は質問に支配されている」

「質問を変えれば、行動も変わる」 

質問が人に与える影響は、

質問による気づき → 認識の変更 → 行動の変化

というように作用するみたいです。

これは、松井秀喜選手の座右の銘

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

につながるのかなと。

つまり、「良い質問」は運命を変える一番最初のきっかけになるもの、

と考えられるかも。

 

ただ、気づきを与えてくれる質問だとしても、

答えづらいものだとその質問は「良い質問」ではなくなってしまう。

答えたくなる質問をするには、

TPOをわきまえる

ポジティブな方向や未来志向の表現を使う

5W1Hを用いたオープンクエスチョンで質問する

などなど。

特別な知識を必要とせずに使えそうなコツをおさえればよさそう。

 

 

この本に限らず、自己啓発本の類は結局のところ

運命を左右するものにリンクする方法を一つの方向からわかりやすく解説したもの

と考えています。

だから、どの自己啓発本でも人生を変える際の重要なポイントはおさえられていて、

そのポイントは似通っているんじゃないかと思います。

 

この本の中では、

「良い質問」を作る際に注目すべき3つのV

①Vision:ビジョン(手に入れたいもの)

②Value:バリュー(価値観)

③Vocablary:ボキャブラリー(よく使う言葉)

が、それにあたるんじゃないかなと。

他の自己啓発本でもよく見るようなポイントですし。

 

結局、「良い質問」を作るにはざっくり言えば、

「3つのV」と「5W1H」を組み合わせれば良いみたいです。

 

とはいえ、この本の内容を使って自分を変えていくにはもう少し時間が必要かな。

技術は知ってるだけでは意味がない。使えるようになって初めてご利益がある。

というわけで、これから気にしてみようかと。

 

ー編集後記ー

書評(のようなもの)を書くときには、

どれくらい本の内容に触れれば良いのだろう。

解説記事を書きたいわけでもないし、

触れなさすぎれば、未読の人には伝わらないかもしれないし、

難しい。